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社長になってから、ずっと孤独だったなぁと思います。

一人で始めた会社に、次々にスタッフが入ってくれて、規模が大きくなって、組織になって行けば行くほど、社長の孤独な戦いが深まって行くように感じました。

どうしても社内って、本音でぶつかり合うことが難しい傾向にあって、社員の人たちも本音は言ってくれてない、本音をぶつけられる時は辞める時、なんてしょっちゅうあったなぁ。

そんな孤独との戦い方は色々とあるとは思います。私はかねてから、全員が個人事業したらいいのにー、と思って来ました。

誰のせいにもしない、自分の裁量と責任で仕事をする。

同じ立場で全力で協力し合い、切磋琢磨して、本音でぶつかり合う。

そして一緒に祝杯を挙げられたら素敵だなと。

人って、誰かに期待するから、不満を感じるんじゃないかな。だったら、自分の気持ちに正直になり、納得の行くようにやるのが一番だなと思うのです。

そんな理想を掲げて、幸せを目指したいですね!


ビジネスにおいて、一番大切なのは、対等な関係です。相手との力関係でバランスがおかしくなっているのを、傍目に見て来ました。 

大企業だったり、仕事を発注する側だったり、物件の大家さんなどが、エライ側みたいな勘違い、起こしてませんか? 


<使い易くて大活躍のデイリーバッグ


私もかつては生意気な若者だったので、理不尽な案件にはよく腹を立てていました。まだまだ青かったのですが、協力し合って、信頼関係を築いて、一緒に世の中のニーズに応える関係が、理想だと思っています。 


幸運なことに、そんな理想の関係が築けた取引先もありました。そうでない方々がやはり多いのですが、その辺が一匹狼の中小起業家とは、相入れない部分でした。 


これからに大いに期待しているのは、ダイレクトに素早く関係性を築ける時代ということ。デジタルの進化が価値観を変えて行くんですね。 


名刺や会社案内なども、完全デジタル化にしたらいいのになー。 

このところ、断捨離意欲が強まって来ています。モノゴトを徹底的にシンプルにしたいというか、放置して来た面倒なコトを、キレイにしたい気分。


今進めている、ホームページのリニューアルもその一環です。十何年も使って来たサーバーが重たくて、現代的ではなくて、シンプルな物に切り替えようと思ったら、今までできなかった便利な機能が付いていたり低価格になったりと、重い腰を上げた甲斐がありました。身の回りにそういうこと、無いでしょうか?


私の場合は20年以上前にひとり起業したので、全面的な決定権は自分にあります。会社組織が大きくなるほど、決定には時間がかかります。色々な人の稟議を通さないといけないし。


自由を好む人ほど、起業向きです。自由って責任重大だけど、考え方次第で、自由な幸せを味わえる機会にも恵まれます。もっともっと自由を楽しむ為に、色々な断捨離を進めようと思うのでした。身軽がおススメ!


私たち一人一人に、必ず強みとか得意なコトがあるはずです。

「何もできないの」という女性が多いなと思うのですが、そんなことはない!

大好きで没頭してしまうコト

夢中になって時間を忘れてしまうコト

絶対にあるはず!


逆にどうも苦手なコトもあるはずです。気が乗らない、頭に入って来ないコト・・。

苦手なコトを無理にやろうとせず(得意な人に任せるとか)、

スイスイできちゃうコトに、取り組んでみましょう。


ちなみに、私が夢中になってしまうことと言ったら、バイヤーの仕事なんです。輸入して仕入れて、お客様に届けて反応を見て・・・、そんな想像をして、高揚するという。それが天職となるのかなと思います。

強みの発見、やってみましょう!


口コミや紹介で、起業相談やサポートなど行って来ました。

この度、改めて専用のWebページを作りました。サポートを必要とする方々へ届きますように!

どうぞよろしくお願いいたします。

私はかつて「ザ・昭和」な考え方と働き方を続けて来ました。

それって何かというと、我慢レース、成績こそ全て、滅私奉公、やれて当然・・・みたいな、とっても"苦しい"生き方です。ドキ!っとした方もいるのではないでしょうか。 


 困ったことに、頑張れば頑張っただけ、結果が伴い、下手な自信が湧きました。でも心は満たされず、いつも孤独。大変なアンバランスを生きていました。

はたまた、周囲の様に頑張れないと、心身のバランスを崩してしまう現代病も多発していますよね。


自分で会社を興した時、我慢ばかりの企業体質は作らないと決めたのですが、生き残る為に、発展する為に、結果を出さねばならないし、戦う事も必要でした。楽しいだけでは、学生のサークル活動になってしまい存続できません。数値・イメージ・スタッフ・自分の夢、全てを掛け合わせて行くのは、至難の業ですが、大きなやり甲斐でもあります。 


 ある時、強気にバリバリと生き抜いてきた自分が、乳がんを宣告されることになり、ガラガラと何かが崩れ始めました。しんどい1年間の治療を経て復活したのですが、これを機に「ザ・昭和」の呪縛が解けることになるのです。凄いショック療法・・。 自分の思い込みや習慣を変えることは、容易なことではありません。初めて、ヒーリングやカウンセリングも体験しました。滅私奉公から、自分優先の幸せな生き方へ切り替えるという決意こそが、変身を現実にしたのだと思います。


そして、幸福な働き方ができないものか。それはどんな働き方か、考えるようになりました。とにかくインプットをし続けて、適用と変身を心がけました。これは、断捨離の考え方に近いなと思います(断捨離=不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想のこと)。

大きな変化と決断を、公私共にすることになって行ったのですが、膿を出しながら正しい選択ができたと思っています。辛かったけど。 


 コロナの影響で、世界全体が変容しています。大変な事態なのですが、本来の自然な生き方に戻れるチャンスだと思います。断捨離(=不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想のこと)を心がけて、幸せな生き方を探って行きましょう!ゴールはないので、常に心掛けて行くことが大切だと思います!


1999年。私は、約8年間のOLを経て、目標にしていた起業を果たしました。無謀過ぎると周囲に引かれまくった時代です。 

 それまでは、輸入家具メーカーや外資系メーカーで勤務する普通のOLでした。18歳位の頃から、自分で何かしたい夢があり、海外からの輸入ビジネスをしたいという、フワッとした思いだけはありました。だからか、就職した企業も海外とのつながりが深いところばかりで、日本と海外を繋ぐ仕事をしていました。今思うと、偶然ではなかったのです。


OL時代も、海外の物や文化を、日本で販売したり広めることは、それなりに簡単ではありませんでした。マスに向けて広める宣伝予算も低くて、でもユーザーや顧客を増やさないといけないミッションがあり、その狭間でどうにか工夫を凝らし、文化の相互理解が進むように心がけていました。 

私の職種は商品開発と広報宣伝でしたが、物やサービスを売るメーカーの一員として、随分と働いたなと思います。3か月間休みなしとか、今思うとブラック企業だったのか、私が夢中になり過ぎるタイプだったのか・・・。 そういったメーカーでの勤務経験が、自分の糧となり、起業に向けて一歩を踏み出せたのです。きっと、願望があれば誰でもできると思います。 


 起業を考えている方は、きっと何らかの準備を自然と進めているはずです。今は身軽に低コストで起業できるいい時代ですので、まずは自分の生活ができる位の稼ぎを確保できそうだったら、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか? 自分のペースできちんと働き稼ぐ!これからの働き方ですね!

朝目が覚めて、スマホのYahoo!ニュースを開く時、ドキドキします。

今日もまた急な事が勃発しているんじゃないか、何か起こっているんじゃないかと。コロナウィルスにやられた世界が急速に変わって行き、今までの「通常」が通用しないのかな・・・。 


 私の会社はかつて、商業施設にて多店舗展開をしていました。テナント(店子)として、出店を勝ち取り、継続してそこに存在し続けることは、とても大変な苦労が伴います。 

 店の売上と客数が「お客様からの指示バロメーター」という通例があり、前年比を落とすと、お客様からもう支持されていないと見なされ、出店の継続が難しくなる傾向です。

テナントも、商品展開、サービス、接客力の向上に必死です。いつからか「前年比」を大変気にして仕事をするようになり、全社挙げて、前年比クリア!とうたっていました。どこにも無い商品力があっても、翻弄してしまうのです。 


 都心の競争力が高い人気ビルのテナントは、常に数字に追われまくり、心を病んで辞めて行くスタッフも多くいました。お客様からの期待値も高いので、ちょっとしたことでクレームになったり、常にピリピリしていて、便利だけど殺伐としている現場なのです。 


コロナウィルスのせいで、今までの通例がひっくり返ってしまいました。今まで無かった平等性や歪みまでもが、爆発したように思えたりします。「もうやってらんないよ!伸び伸びと仕事したいよ!」という心の叫びが、聞こえてくるように感じます。 これは、端から見たら、負け犬の遠吠えかもしれません。でも、負け犬の遠吠えでも構いません。


働く人々も、利用するお客様も、良いと思えるスタイルで、良いと思える物を提供&購入すればいい。そこに競争は不要だと思うのです。 当たり前だった「前年比」は、もう存在しないかもしれないなぁと、思う今日この頃です。まだ混とんとした世情ですが、新しい流れを作って行きたいですね。


先日、頻繁に海外へ買付けに行っていた頃を思い出していました。 

 ヨーロッパのみならず、アジア諸国へも足しげく通ったものです。フランスを中心にした国々から、斬新であって実用的なアイテムを買付けしていたのですが、もっと売れるであろう物が、ヨーロッパにはなかったのです。文化が違うんだから当然です。

 ならば、自分で作ればいい!

 当時は直営店舗数も複数あったので、アジアで大量生産をしてもさばき切れる物量だろうと判断しました。買付け地に選んだのは、タイと香港でした。 現地で開催される見本市を調べ、日程を合わせて飛んで行きました。何せ近いです。パリへ行くのに比べれば瞬時移動のようなもの。

毎回現地では、見本市のみならず、市場調査も入念に行います。見本市には出ていないけれど、売れそうな物を作っているメーカーやモノを洗いざらい探すのです。よく「目を皿にして、足を棒にしている」と言っていました。


 タイは元々お気に入りの国で、何度も旅行で訪れていました。好きだから仕事を作って、行ける口実にしようとも思っていました。タイには優良な食器を作る工場が多々あって、勤勉で手先が器用な印象です。発掘して取引きを始めることになった数あるメーカーの中で、息長く売れ続けたのが、セラミック製品でした。 




 全て工房で手描きで仕上げられる食器類で、細かいお願いもきっちりと仕上げてくれます。10年以上に渡り取引を続けて来て、延べ20万個以上の商品を販売させてもらいました。どんなタイプの物が売れるか、どんなデザインで価格帯だったらいいか、安全性の確認・・・あらゆるステップを踏んで、オリジナル製品が完成して行きました。


中には私の手描きイラストをタイのデザイナーが製品に載せてくれたりと、正にオリジナル製品です。 他にも、香港、台湾、中国へも取引先を広げて、それぞれ得意な分野を持つ工場を見つけては、オリジナル製品を開発・制作しました。ノートなどの紙製品、バッグやポーチなどを縫製工場で、ファイバー素材が得意の繊維工場でレジャーシートを、プラスチック製品の工場でお弁当箱など・・・色々と試して来ました。おかげ様で自然と、海外の良い工場、信頼できる担当者を嗅ぎ分ける力も付きました。 


 グッズ製造をご検討中の方がいらしたら、是非ご相談ください!